前回、私の仕事の関係で、今まで通りの働き方ができなくなり、「今後どうしていくか」を妻にプレゼンする事になりました。
経緯についてはこちらからご覧いただけると幸いです。
今回はその改善案により、仕事と家庭のバランスをうまく調和をさせることができるのか…。
その結果をお伝えします。
本件の論点
仕事が今まで以上に忙しくなる中で、いかに妻の負担を減らすか
妻の主張
- 家事育児にもっと主体的になれ
- 残業ありきで仕事するな
この妻の主張に一定の理解を示しつつ、負担の増える仕事についても、ある程度の落としどころを探る必要がありました。
私からの提案
- 夕飯は前日に私が作り置きする
- 保育園お迎え後のルーチンを変更する
- 平日休日関係なく、私のプライベートな予定は入れない
- 少しでも早く帰れるよう自転車を使う(現在はバス)
- 保育園からの呼び出しや体調不良時は、私ができる限り仕事を調整する
夕食について
今までは「休日は私」、「平日は妻」でありました。しかし今回をきっかけとして、「できる限り私がつくる」ことを提案しました。ただ、時短で働く妻よりも私の方が帰宅時間が遅いので、前日夜に翌日の夕飯を作ります。私が前日に冷蔵庫に作っておき、妻が子供と帰宅したら、電子レンジで温めて食べます。
これにより毎日の炊事の負担を削減します。私も炊事は帰宅後の作業になるため、勤務時間に悪影響を与えることはありません。
お迎え後のルーチンを変更する
現在、妻は時短勤務を終え、「 保育園のお迎え→風呂」までを毎日してくれています。風呂から出る位に私が帰宅するというのが現在の毎日の流れです。今後1時間程度の残業を考えると、迎え・風呂・食事までワンオペを強いることになりそうです。
そこで風呂と食事の時間を逆転させ、現状の「保育園から帰宅→風呂→食事→就寝」という流れを「保育園から帰宅→食事→風呂→就寝」 へと変更します。そうするとギリギリでお風呂前か入浴中には帰宅できそうです。そこからの就寝準備や寝かしつけまでを私が行うことが可能になります。
プライベートな予定を入れない
平日に残業をして仕事をさせてもらっている以上、業後や休日にプライベートの予定を入れるなど言語道断です。その分就労時間以外は家族のために時間を使わなければなりません。
就労後帰宅してからは、妻の負担を少しでも減らさなくてはなりませんし、休日はもちろん家族との時間を大事にすべきでしょう。私が休みの日には、妻がひとりで外出できるようにすることで、少しでも夫婦間の育児バランスと調整して、日頃のストレス発散に当ててもらいたいです。
自転車の使用
現在通勤には、職場の最寄り駅からバスを利用しています。しかしこのバスがなかなか時間通りに来なかったり、退社時間と合わずバス停で待つ時間が長かったりと、時間をロスしている気がしていました。
乗っている間は本を読めたりできるのは良いのですが、現在の私の状況からですと、「いかに家庭に関わる時間を増やすか」が優先事項です…!
試しに自転車を使用してみたところ、バスを利用するよりも早く帰れる日が多くなりました。これは帰りだけでなく、出社時もバスの時間に合わせて自宅を出なくて良くなったので、今までより出社する時間が気持ち程度ですが遅くなりました。
保育園対応
保育園に登園できたとしても、体調の急変などにより「お迎え要請」が来ることも珍しくありません。我が家では、妻の方が勤務地が遠いため、基本的に私がお迎えに行っていました。
当日の仕事のスケジュールが全て狂ってしまうため、仕事面ではかなりのストレスがかかります。しかし仕事内容等から、妻よりも私の方が調整がつけやすい為、お迎え要請時は引き続き私が行くことを再提案しました。
さらに発熱によるお迎え要請の場合は、翌日も保育園には登園できないため、翌日のスケジュールもできる限り事前に調整しておくことで、妻への負担を軽減できると考えます。
妻の反応
上記提案を妻へ行ったところ、全面的に採用となりました。
全体的に冷静に話し合うことができて、ある程度の意思疎通が図れたので、ひとまずは安心しました…。ここでこじれて夫婦喧嘩などになったら、修復にも時間がかかり、仕事と家庭と双方に悪影響が出てしまうところでした…。
私からの提案に加えて、「週に1回は定時退社をして子供のお迎えをする」ということも追加で行うこととなりました。
正直、私としては「仕事での責任と業務が増えたなかで、ここまで家事育児の時間も確保すると言えば、多様なりとも感謝してくれたりするのかな〜」などと甘い考えも少しはありましたが、結果は「しょうがなく受け入れ」といった反応でした。
それは妻も私同様に働いているので当然です。冷静になって考えてみれば当然のことです。そのあたりの考えの至らなさも、私の未熟な部分です。もっとマインドから変わっていかなれば、いつまで経っても妻からも認めて貰えずサンドバッグの日々でしょう。
世の中にはもっと厳しい環境下でも私よりも家事育児に参画しているパパさんが多くいるでしょう。私も自身の職場目線からの考えではなく、もっと広い視野で考えていかなくてはなりません。
今後、子供の成長や就労環境の変化などにより我が家の生活習慣なども常に変化していくでしょう。今回の提案内容や考えに硬直的にならず、変化に柔軟に対応することで、常に我が家にとっての最適解を模索していきたいと思います。