ご覧いただきありがとうございます。しばぱぱです。
最近は暖かい日も多く、季節を楽しむのと節約を兼ねて、昼食を兼ねて子どもと近くの公園へ遊びに行き、ピクニックをしています。
寒くもなく、暑くもない期間は短いので、この時期を楽しんでいきます。
子供連れで会社同期と集まった
先日久しぶりに会社の同期と会った。皆、子供がおり年齢も近いことから、レンタルスペースを借りて、子供連れで集まることに。
レンタルスペースも、用途によって設備が異なるので、子供が楽しそうに遊べる会場もあり、助かった。何世帯か集まると、家じゃ狭いし、天候とかに左右されないのも良かった。
レンタルスペース、今後もありかな。
会話に年月を感じる
集まった同期は全員が既婚者。結婚するまでは、仕事終わりに飲んだり、休日にはBBQなどをして、よく仕事や上司、将来のキャリアについて話したものである。
でも久しぶりに集まったら、話の内容は、子供の話や家族の話が殆ど。あまり仕事の話はしなかった。
休日で子供も一緒に集まっていたというのもあるのかな。仕事終わりだったら、以前みたいに仕事の話がメインだったのだろうか。
大人同士話している間も、子供から目を離せない。なかなか会話に集中できなかった。そんなことも影響していたのだろうか。
いずれにせよ、子供や家庭の話がメインとなっていることに気が付き、「自覚したくないだけで、皆立派なおじさんになったんだな〜」としみじみと感じた。
漠然とした不安も
入社から10年程度経つと、新入社員だった私達も、当然に中堅どころとなる。集まった同期たちは、役職は同程度だが、それでも自然と今後のキャリアパスがなんとなく想像できてしまう。
出世部門に異動が決まった者、人事畑を進んでいる者など、集まったメンバーの中には有望株と思われる人もいる。そんな同期の話を聞いていると誇らしい反面、自分が情けなく感じる。
同期たちは忙しい中でも、資格を取得したり、自己研鑽を怠らず過ごしてきた。その結果が今のポジションなり待遇なのだろう。
比べて私はどうか。自分では「ここ数年間何も進んでいない」と感じる。
「このままで良いはずがない」と漠然とした不安に襲われもした。
なんとかしなくてはいけない。なにか行動しなくてはいけない。
不安というより焦燥感のほうが強かったか。
単なる嫉妬なのか
この何とも表現しにくい、不安や焦りの原因は何なのか。
同期と会った日から数日間考えていると、原因は「単なる嫉妬」のような気もする。
「あいつは自分の時間を持てるから」
「あいつはテレワークが許される部署だから」
「あいつは奥さんが家事育児の大半をしてくれるから」
そんな私の醜い感情があった。今の自分が悲劇の主人公であるかのように、今の環境の幸せな部分を見ることができず、他者の努力を考えようともせず、ただ結果のみから羨望の感情を同期へと向けていた。
こんなことを考えていても、私自身は何も変わらない。
将来、どうなりたいか
自分の人生観・価値観を振り返ってみると、「出世」というものはそこまで大きくはないのかなと感じる。
それでも同期のそういう話に嫉妬心を抱いてしまうのは、「出世に対するもの」ではなく、「他人からの評価」なのではないか。単なる承認欲求ではないのか。
承認欲求をものさしにして他人と比べるのは、幸福感も少なく、ストレスが多そう。私より優秀な人や、お金持ちの人、幸せそうな人など、いくらでもいるのだから。
それよりも、「自分がどういう人生を送りたいのか」「どうなりたいのか」「どうありたいのか」といった自分なりの”ものさし”を持つ方が、幸福感も感じられ、ストレスも少なくて済むと思う。
もっと自分の感情をコントロールしていければ、今回のように無駄にストレスを抱えることもなかったのかな。でもこの気持ちに正直に向き合えるようになってきたのは、多少の成長なのかなとも思う。