しばパパ ~仕事と家庭と趣味の狭間で~

2021年に女の子のパパになりました!仕事と家庭の狭間で、全てに全力投球で頑張ります!日々感じたことや、仕事・家庭での戦いを綴っていきます。先輩パパ・ママ、プレママ・プレパパの皆様からのご指導もよろしくお願いします!!

報復人事か、このやろう

ご覧いただきありがとうございます。しばパパです。

復帰まで2週間をきり、いよいよ本格的に復帰となる。

これまで、ぼんやりでしか復帰をイメージすることができなかったのは、復帰先が未定であったから。

もともといた部署には戻らないのが我が社の通例であるため、新しい部署や営業所での復帰となる。しかしそれがどこだかはギリギリにならないとわからないらしい。

人事からの電話

「ギリギリにならないと復帰先はわからない」とは聞いていたが、「そろそろ連絡があってもいいんじゃないか」とモヤモヤと日々を過ごしていた。そんななか先日、人事から電話があり、復帰先を知らされた。

復帰先を聞いて、言葉を失った。

復帰先はパワハラ営業所

復帰先はパワハラ所長が君臨する営業所だった。直接見たことも会ったこともないが、所長の話はよく耳にしていた。しかも悪い噂ばかり。いい話など聞いたことない。パワハラ所長の以前の営業所では若手が何人も退職したとかいう笑えない噂も聞いた。

数ヶ月まえに「その営業所には新しい人員が配置された」と同期から聞かされたから、まさか自分がその営業所に復帰することになろうとは考えてもいなかった。

私が配属されたことを不思議に思い、多方面に話を聞いてみると、その営業所には数か月前に新任が配置されたのは事実であるが、2ヶ月程度でメンタルを病み休職中らしい。私はその補充要員となったわけだ。

さらにはその営業所の副所長も休職していたようで、私と同じタイミングで新たな副所長も着任になるという。

所長のパワハラが原因なのか、その営業所は人手不足が顕著らしく、最近まで他の営業所や本部から応援がきていたそうな。

もう営業所として機能してないじゃん…。応援とかそんな表面上の解決策ではなくしっかりと原因を把握してその所長を異動させるとか、人事ももっと真剣に仕事してくれよ…。

育休後って、もっと復帰先の希望とか働き方のヒアリングとかされるのかと思ってた。でも実際は有無を言わさず、いきなり連絡来て「しばパパくんは〇〇営業所ね。あとは所長と話して決めて」って雑に伝えられて終わり。

最悪の復帰だ。笑えない。

妻には頼れない

復帰先とその現状を妻に伝えると、さすがの妻も不安な様子。

でもそれは私を心配してのことじゃない。「帰り遅いんでしょ、ワンオペかよ…」と早速に愚痴られる。自分の負担がどれくらいのものになるのか、それが妻にとっての最優先事項なのだ。

それでも少しは私の心配もしてくれるようで、「ヤバくなる前に転職しなね、そのときは私がフルで働くから」と言ってくれた。

しかし私にはわかる。その言葉が本気でないことを。

妻はひとより体力がない。それが悪いと言いたいのではなく、それゆえに体力的にも精神的にもキャパシティが少ない。

私の育休中、妻は常に私より遅く起き、毎日昼寝もしていた。それでも最近は暑さで体調不良になりがち。少し無理をすれば体調は壊すし、子どもからの風邪ももらいやすい。0歳長男の夜の寝かしつけも毎晩交代で行っているが、5日に1日くらいは「もう無理、代わって」と連絡が来る。

体調不良時などで精神的に余裕のないときは、子どもが妻の気分を害するような行動や発言をすれば大声でどなりつけ、子供に対してムキになる。当然子どもは大声で泣きわめくが、それに対してさらにキレる。といった具合だ。

私が育休中は、私が間に入ることができたが、復帰となると妻のストレスも増すだろう。正直、私がパワハラでやられるよりもさきに育児ノイローゼになる可能性も否定できない。育児ストレスのはけ口は、私への八つ当たりという形となるだろう。実際に長女が生まれたときにも経験済みだ。その時も主要営業所へ転勤したばかりで、今回と状況は似ている。

それが容易に想像できるから、妻には申し訳ないが「私がフルで働くから」という言葉は信用ならない。

頼れるのは自分だけ

仕事、家庭両面において最悪なケースは、仕事でも家庭でもパワハラを受けることだ。日中は所長から、出勤前帰宅後は妻から。

そうならないためには、自分で自分の身を守るしかない。

とりあえずパワハラ所長は仕事で実績をあげれば、パワハラは弱まる傾向にあるらしいので、仕事で実績をあげることが何よりの防衛策となりそうだ。

妻には仕事で大変そうなそぶりをみせると「私のほうが大変なのに被害者ぶるな」と攻撃的になるので、今まで通りかそれ以上に家事育児に向かう姿勢を見せる必要がある。

少し頑張ってみて無理そうなら、異動願でも出そう。家庭環境を変えるには、本当に自分以外頼れないが、職場環境なら人事制度を使えば変えられる。たとえ周りの同僚になんと思われようとも、自分自身が壊れてしまうよりはずっといい。出世欲もないし、男性管理職では初めて育休も取得したくらいなので、今更人事制度の利用にも抵抗感も無い。

人生100年時代に、折り返しにも来てないのに、頑張りすぎてメンタルを病んでしまうより、さっさと頑張ることを諦めたほうがいい。

このやろう

私が育休をとったのが気に入らなかったのか。当てつけのようにパワハラ営業所に飛ばすなんて、嫌がらせにも程がある。

最初はショックが大きかったが、時間をあけて考えていると、会社にも人事にも頭にくる。報復人事みたいなことして、それで私が潰れたら気分がいいか。潰れるまでが出来レースなのか。

いずれにせよ、このまま終わるつもりはない。

結果を残して、生き残ってやる。最悪、自ら会社や営業所を去る決断をしても、そのときは所長も巻き込んでやる。ただで潰されてたまるか。

 

前途多難な育休復帰である