しばパパ ~仕事と家庭と趣味の狭間で~

2021年に女の子のパパになりました!仕事と家庭の狭間で、全てに全力投球で頑張ります!日々感じたことや、仕事・家庭での戦いを綴っていきます。先輩パパ・ママ、プレママ・プレパパの皆様からのご指導もよろしくお願いします!!

『中学受験 女の子を伸ばす親の習慣』を読みました

ご覧いただきありがとうございます。しばパパです。

長女と妻が体調不良で倒れているため、ここ数日は長男と過ごすことが多いです。

普段は長女と過ごすことが多いので、1日中長男と過ごせるのはなんだか新鮮な感じもします。

今回は7月の読書感想です。

この本を読もうと思った理由

性別による注意点、考慮すべき点を知りたい

この本から学びたいこと

  • 長女が成長していく過程で父として注意すること
  • 中学受験を選択肢にいれるうえで、親としての心構え
  • 子ども目線では親からどう接してほしいのかを知りたい

概要

中学受験 女の子を伸ばす親の習慣 [ 安浪京子 ]

価格:1650円
(2024/7/8 05:36時点)
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内容紹介(出版社より)

成熟度が男の子に比べて高く、宿題もコツコツできることの多い女の子の中学受験は、比較的ラクだと思われてきました。でも同性なのに、いや同性だからこそ、お母さんとさまざまなあつれきが起こってしまいます。そこで、親がちょっとしたことに気をつけるだけで、驚くほど女の子の成績は伸びていきます。数多くの親子への実践的なアドバイスで合格に導いてきた京子先生が、これまで語ってこなったノウハウを大公開! 合格への道すじを明るく照らしてくれます。

一言で表すと

親はもっと子ども目線で精神面に寄り添おう

印象に残った部分3つ

1.まずは各家庭の受験スタイル(芯)を決める

家庭における「中学受験の芯」を決めておかないと、親子にとって受験の経験を肯定的に捉えられなくなる。

親の価値観と子の価値観は違う。「中学受験をやってよかった」と親子ともに感じられるようになるには、中学受験のスタンスを決めておく必要がある。

しばパパ家の受験スタイル

スタンダード型

将来のことを考えたら、やはり勉強はしっかりとさせたい。中学受験をするからには上を目指したいが、子どもが潰れたり、家族関係がボロボロになってしまうまではやりたくない。

「まわりに流されない意志が必要」

スタンダード型は気持ちが最も揺れやすい。まわりの子と比べてしまいがち。

背伸びをして大手進学塾に通うことで、自己肯定感が下がってしまう可能性がある。その状況に子供が慣れてしまうことが最大のリスク。

2.子どもとの勉強以外の時間も大切にする

女の子は学校生活での消耗が、勉強へ大きくする。特に友人関係などの環境によるものが多い。親はそのことを理解し、フォローする必要がある。

私は中学受験を経験していないので、本当のところはわからないが、「受験」ということを親が意識しすぎて、勉強にしか目がいかなくなることもあるのだろう。受験するのは親ではなく子だ。そして自発的に受験を希望する子もいれば、親の希望で受験をする子も一定数いるだろう。我が家だってそう。まだ3歳で何も将来のことなんか考えていない長女に「受験」というものをなかば強制的に強いることになっている。もちろん長女を思ってのことではあるが、それにより一定の負担をかけてしまうことも事実。

勉強よりも大切なことはある。親である以上勉強だけ見ればよいというわけではないし、そんなことではもっと大切な親子関係が崩れてしまう。

日々長女が感じたこと、思ったこと、愚痴、なんでもいい。しっかりと話しを聞いて、1人の人間として尊重し接してあげられる父親になりたい。

3.過干渉せず自主性を伸ばす

中学受験には親のサポートが必須です。子どもの自主性を育てたいと思っていても、やはり子どもだけで勉強を進めていくのは現実的ではありません。そこで親が学習スケジュールを立てたり教材を整理したりと、環境を整えてあげる必要がありますが、ただそれをどこまでやるかの判断がとても難しいところです。p.183

親がなんでもやってしまうと、それこそ自立の芽を摘み、当然勉強でも頭を使えなくなります。p.186

親にできるサポートとは、親の指示がなくても子供が行動を起こすように見守ること。もちろん、そのための仕掛け(声掛け、学習環境整備、一緒にスケジュールを立てる、 一緒に勉強するなど)は子供のタイプや 親子関係に応じて必要でしょう。

お子さんが親の指示がなければ動かないことが続いた時は、自主性、自発性の芽を摘んでいるサイン。軌道修正しつつ、トライ&エラーを繰り返して本番を迎えるようにしてください。そうすれば、学力も精神力も大きく成長し、入試会場に入っていく頼もしい 背中が見られるはずです。p.187

親がなんでもやってしまうのは、「余裕が無い」からだろう。

私自身、保育園への登園ひとつ考えてみても、長女に「着替え」「靴を履く」など身の回りのことが自身でできるように練習している。しかしこれが仕事復帰して毎日時間の余裕がない中では、着替えさせたり靴を履かせたりしてしまうかもしれない。余裕がないときは「それでは娘のためにならない」とわかっていても、全てやってしまう私がいる。

子どものサポートをしっかりとするには、親自身の「心と時間の余裕」が必須。余裕が無いなかで無理しても家庭がギスギスし、受験自体が子どもの成長に悪影響を及ぼしかねない。それでは本末転倒。

いかに親である自分たちの余裕を生み出せるか。そしていかに心のキャパシティを広げられるかが、子どもの成長という意味でも大きいのだろう。

 

最後に

タイトルの通り、女の子の中学受験にフォーカスした内容であった。具体的な受験テクニックやアドバイスもあったが、長女の受験はまだ先のため、「親の役割」「勉強以外で親にできること」などが印象に残った。

自尊心を高めたり、親子のコミュニケーションを高めたりと、勉強関係なく今からできることはたくさんあると知ることができた。

著者の方の経験談が多くあり、リアルな今の小学生事情なども知ることができてよかった。

私が小学生の時よりもルッキズムやヒエラルキーが鮮明にかつ厳しいものになっているように感じる。今の子どもは楽しく生きていくのが大変そうだな…。私が考えているよりもずっと子供のことを気にかけていかないと、子どもとの信頼関係に影響がでるかもしれない。もちろん過保護という意味ではなく。その塩梅がまた難しいのだろうが。

どの学校でも一定のスクールカーストはあるらしい。大人になった今だから、学校以外の世界があることをしっているし、ある程度余裕を持って考えられるが、子どもからすれば「学校」は絶対的なものであり、心身ともに削られるのだろう。

しかし社会に出たところで似たような現象があるのもまた事実。このような荒波に立ち向かう力を養うという意味では、受験や勉強、学校がどうこうという問題だけではなく、家族間の問題でもあるのだろう。

 

 

読書メモ

第一章 中学受験はこんなに複雑

《習い事の詰め込みすぎには要注意》

習い事で日々の予定を埋めてしまうと、受験との両立はできない。突然心が折れてしまう可能性もある。最も懸念されるのは「主体性がなくなること」。受験も習い事も「やらされている」感覚だと、何も身につかない。

子供には、時間忘れて没頭する対象が必要です。その時の「夢中体験」こそが経験や知識となり、試行錯誤する力を伸ばし、自主性を育みます。p.43

習い事と受験勉強で優先順位を付ける場合は、子どもに選択権を与える。

《中学受験に必要な要素とは?》

学力、体力、成熟度、努力、モチベーション、心の安定(最重要。親の日々の励ましと笑顔が必須)、発揮度。

第2章 女の子が心のなかで考えていること

最近のモテ男は「サピのアルワン」という「頭の良い子」。塾に通うことが普通の学校では、「誰がどの塾のどのレベルのクラスか」ということを皆知っている。

女の子の学習効果をあげるには、まず勉強に気持ちを向けさせること。

(中略)頭を占めている悩みを一度取り除いてあげなければなりません。そのために必要なのが話を聞いてあげること。女の子のモヤモヤは、話を聞いてあげ、共感し、具体的な解決策を一緒になって考えてあげることでだいたいおさまります。p.73

人の行動や言葉の意味を敏感に感じ取りやすい女の子は、自分がしてもらったことや言われたことをいつまでも覚えています。p.77

※3歳ともなると、記憶も定着してくる時期かもしれない。それがトラウマとなるようなら尚更。自身の言動には今まで以上に気をつけなければならない。これは受験や勉強関係なく。

3章 女の子を伸ばす勉強法

勉強とは「頭を使うこと」ですが、長時間座っていられる女の子は、勉強とは「机に向かうこと」だと勘違いしていることが往々にしてあります。

(中略)長時間座っていられる忍耐力に、ぜひ「質」を加えてあげてください 。

もし親が勉強にある程度 付き添えるなら、一方的に教えるのではなく、子どもが解いた問題を、なぜそう考えたのか言葉で説明させましょう。

(中略)また、長時間の勉強を無味乾燥なものにしないために、「勉強場所」を 図書館 やファミレスなどに変えたり、別の大人と勉強するなど「一緒に勉強する人」を変えたりすると時間の使い方や気持ちにメリハリが出てきます。p.93

女の子はノートに「✕」がついているのを嫌がります。

(中略)授業中にキレイなノートづくりに精を出す子もいますが、それは、実は授業からの逃避でもあります。

(中略)もしお子さんがキレイなノートをつくることが勉強だと思っているなら、そうではないと教えてあげることから始めます。「自分が書いた式を消さないでおこうね」「 試行錯誤することが勉強なんだよ」「『✕』がたくさんついても大丈夫だよ」と、本人が NGと思っていることをすべて裏返ししてあげる必要があります。

汚いのノートよりキレイなノートに隠されている女の子独特の悲痛な声を聴き取ってあげてください。p.96

すでに算数に苦手意識を持ってしまっていたら、「この問題なら解けるかも」と本人が思っている単元から始めます。女の子はリスクを嫌うため、安心して解ける単元の難度を少しずつ高くしていき、その能力を極限まで伸ばしましょう。

わが子が初めて1.2歩あるいて転んだとき、その場で抱き起こしましたよね。女の子の勉強はそれと同じで、つまずいたら周囲が支え、不安要因を取り除き、もう一度やってみるように励ますことが大切です。p.104

第5章 女の子の親のかかわり方

《親のサポートと子どもの自主性のジレンマ》

女の子は自信をつけるのに時間がかかり、自信を失うのは一瞬です。

女の子には大きな勝負をさせないようにして、確実に手応えを感じられるところをていねいに固め、小さなことをコツコツと褒め続けてあげてください。p.194