陣痛が始まりいよいよ出産に向け入院!となった時にプレパパに課せられるのは「妻と子供の退院準備」ではないでしょうか。
私の場合は妻が入院してから退院までの期間が7日間でした。その間に準備しておいたことを今回はお伝えしていきます!
これから奥様が御出産を迎えるプレパパ達の参考になれば幸いです!
退院準備ってどれくらい大切なの?
プレパパにとってお子さんが産まれてから、恐らく最初の準備となるであろう「退院準備」。これってパパにとってどれほど重要な仕事なのでしょうか。
私の中では「絶対にミスできない重要タスク」といった認識でかなり重要度を高く設定し、綿密に対策を練りました。笑
なぜなら退院時の奥さんは出産後の心身の疲労やダメージがまだ残っている状態に加え、ホルモンバランスも崩れている状態。こんなタイミングで育児素人が待つ自宅へ帰るのは不安が大きいはずです。そんな状態であるにも関わらず我々パパが何も準備をしていないと、
「夫は家のことや今後のことを何もやっていない!退院日も事前にわかっていたはずなのに!!」
と妻の怒りが湧き上がるのは火を見るよりも明らかです。
出産後、夫への愛情は低下する!?
我が子を迎える初日。育児開始の最初の一歩で躓くのは避けたいですよね。というのもある研究では、妻は産後は子供への愛情に反比例するように夫への愛情が低下するようです。しかし「産前産後に夫が育児参加したか否か」により、妻から夫への愛情が回復するか低迷の一途を辿るかを決定づける要因ともなるようです。
まさに退院準備は育児参加の第一歩!今後の夫婦関係のことも考えるとバッチリ準備しておいた方が良さそうだと思い、私は行動に移しました。
実際に知人でも「退院準備があまりできずに妻から怒られた」という話をちょこちょこ聞いたいりしていました。
私の妻はその辺りについては割とシビアな方なので、少しでも参考になれば幸いです!笑
私が妻と子の退院までにしたことリスト
- 家の掃除
新しい家族を迎えるにあたり、一通りの掃除を行いました。我が家ではベビーベッドを置く部屋を赤ちゃんのお世話専用の部屋として運用していく方針でしたので、赤ちゃん部屋は特に入念に掃除し、リビングやキッチンも掃除を行いました。
- ベビーベッド・布団の準備
ベビーベッドは組み立て設置していましたが、ベビー布団は水通しを行い乾燥させた後に収納パックの中へ閉まっておいたので、退院に備えてベビー布団をベッドに敷きました。
- 哺乳瓶の消毒とミルク・除菌液などの準備
哺乳瓶も購入後そのまま手付かずになっていたので、煮沸消毒を行い乾燥。退院後は利便性から液体消毒剤を使用する予定でしたので、液体消毒剤やミルクなどを収納するスペースを確保し、すぐにミルクや消毒ができるようまとめておきました。また哺乳瓶を乾燥させるスタンドを購入しキッチンに設置
我が家は西松屋で購入
- おむつゴミ箱等の設置
事前に購入しておいたおむつ用ゴミ箱を組み立て、消臭剤をセット。
- 行政手続のための書類準備
以前この記事で紹介した行政関係や保険証発行に伴う書類を事前に準備し、名前が決まり次第提出できるようにしておきました。
- 退院後の食事を準備
退院後は妻も心身の負担が大きく、子供の育児もスタートするため退院日から3日程度の食事を作っておき、料理に時間を割くことが無いようにしました。その後1週間分の献立を決めておき、その分の買い出しも済ませておくことで1週間は買い出し等で外出することが無いようにしておきました。
入院中は食べたいものも食べられなかったため、退院日に妻が食べたいものを手配したほか、それ以降私が考えた献立についても事前に妻へ連絡しておきました。これにより退院後の食事に対する夫婦間の相違が無いようにしました。
- 虫除け対策
子供を家に迎え入れた後に、家の中で虫を発見したりすると妻が発狂しそうな予感がしました。なので家の周りに撒くタイプ、吊るしておくタイプ、置くタイプ、スプレータイプなどホームセンターで売っていた防虫剤を一通り購入し家の周りをガード!
その効果もあってか今のところ、家の中で虫を見たことは無いです!笑
- ベビー服の水通し
バブー用に購入していたベビー服を水通し・乾燥させて収納。自身でも”どこに何が収納されているか”を把握しておき、すぐに取り出せるようにしておく。
- 1ヶ月検診できる病院のピックアップ
私たちが選んだ産婦人科では1ヶ月検診をしていないため、家から近くの小児科をピックアップし、退院後の突発的な受診や今後付き合っていく小児科を選ぶために、近隣の小児科をリスト化しました。
- チャイルドシート脱着の練習
知人で「退院時にチャイルドシートを車に装着していたものの、いざ赤ちゃんを乗せようとしたらやり方がわからず、奥さんにめちゃくちゃ怒られた」という経験談から、事前に着脱をシミュレーションし、当日に向け練習を行いました。
当日はばっちり練習の成果を発揮し、無事に家族全員帰宅できました!笑
- YouTube等でおむつ替えや沐浴のイメージトレーニング
おむつ替えや沐浴については、入院中に妻は我が子で経験しているため、私の中では最重要課題でした。しかし実際に練習することができなかったため、YouTubeでおむつ替えや沐浴の動画を見てイメージトレーニングを重ねました。
実際に成果が出たかは不明でしたが、バブーが来てから何回かやれば慣れました。笑
以上が具体的に私が取組んだ、妻が入院中に行った退院準備です。
この成果?もあり退院後はスムーズに妻の体力回復に向けた休息に移行できたと思います。退院から2週間以上経過していますが、今のところ退院準備で怒られたこともないので、なんとかうまくいった?と思っております。笑(実際は妻の寛大な心のお陰かもしれませんが…笑)
この記事で書いたことが全てでは無いと思いますし、ご家庭によっても環境や準備することは異なると思いますので、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
*1:東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部長渥美由喜著「夫婦の愛情曲線の変遷」より引用